沖縄県の主要な幹線道路では、第1通行帯では自動車・二輪・軽車両、第2通行帯以降では自動車(二輪を除く)を指定した「車両通行区分」の規制が行われていました。要は二輪の自動車は一番左の車線を走行せよ、という意味です。
こちらはR58での規制です。通勤・通学及び帰宅ラッシュで、第1通行帯に「専用通行帯」(バスレーン)規制がおこなわれる時間帯は規制の対象外とされています。
この規制は1984年から実施され、バイクによる車線変更時の事故が多発していたことが背景にあったようです。
しかし新聞報道によると、二輪による人身事故割合の減少等の理由により、2021年から規制が見直され、当初は複数の路線に総延長82㎞あった規制区間は、2023年4月には35㎞まで短縮され、翌年9月には全面的に規制が解除されました。
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